アーユルヴェーダの中でのココナッツオイル

ブームが落ち着きつつあるココナッツオイル。


アーユルヴェーダの中では、ココナッツオイルは、冷性のオイル。





アーユルヴェーダでいう人間の体質のことをドーシャと呼びます。
ドーシャは3つあり、それぞれの体質を一言で表すと以下のような感じです。


・ヴァータ(風):冷たく乾燥していて、移ろいやすい。
・ピッタ(火):熱く乾燥していて、激しやすい。
・カファ(水):冷たく湿っていて、淀みやすい。





このドーシャは、人によって、それぞれの質の割合がちがうものの、どの体質が優位になっているかで、その人の体質の傾向がきまります。


ヴァータ(風)体質の人やカファ体質の人は、冷たい質。
ココナッツオイルも冷性。
ヴァータ(風)体質の人やカファ体質の人がココナッツオイルを多く摂取すると、より自身の質を強めてしまい、体調が乱れやすくなります。


具体的にどのような症状が出るかというと、ヴァータ(風)の人もカファの人も体が冷えやすくなったり、カファの人は、さらに油ものを摂取するということで、体が重くなったりもします。


逆に、熱い質のピッタ(火)の人には向いているオイルです。


巷で流行っているココナッツオイルのダイエット方法としては、糖質制限と自身に溜めた脂肪を消費しやすくなるケトン体を生み出すために、1日100CC程度のココナッツオイルを摂取するというもの。


糖質制限しつつ、100CCのココナッツオイルって、結構いろいろな意味で厳しそう。。。
1.まず、通常のオイルから比べて、高価。(特にエキストラヴァージンオイル)
2.味が全て、ココナッツオイルに支配される(笑)
3.クックパッドで紹介されている料理の多くが、ココナッツオイル×炭水化物(糖質)


私もココナッツオイルの良い使い道を模索しつつ、ココナッツオイルとうまく付き合っていきたいと思います。



Naokoより、慈しみの気持ちを込めて。